喘息でもないのに息苦しかったんですよね。お薬はいつでも手に入るので、吸入薬を使っていました。色々勉強して小麦粉が合わないようで、減らしたら夜間の息苦しさも減りました。
今週恵比寿に二軒目のクリニックを開業したのですが、去年の11月に初めて物件見学をしてからの、一年の経たずの9月での開業ですから、ものすごい勢いで物事が進んだ一年です。
11月の物件見学した足で、ハワイでの本田健さんのビジョンクエストに参加しました。
そのランチタイムにたまたま隣に座ったのが、私が丹田呼吸法を学ぶきっかけになった
藤麻美子さんです。
初参加で緊張していて、話しかけやすそうな人の隣席がちょうど空いていました。
「丹田呼吸を学んだら病気知らずになりますよ」全く営業感ゼロで話してくださり、「年末に、麻美子さんのいる山形に遊びにいきますね」と約束をしました。
過去から未来へと、初めて参加するビジョンクエストでの深い人間関係のワークで、心身揺さぶられ、絶不調の帰りの機内ではフードを被ってずっと寝ていました。
「5秒で吸って、10秒でゆっくり吐く。朝日を眉間から取り入れて、背骨を通って丹田まで、そしてそのまま地球の中心軸にしっかり根を張るイメージで丹田呼吸を1日10回する」
とてもシンプルな方法ですが、続けるうちに「今ここにいる息をしている自分」を感じるようになり、決断の日々の中で揺らぎながらも、「今、自分にしかできないことへチャレンジ」
が出来ています。
そう、私自身迷いながら呼吸して、ちゃんと息を吐けていなかったんですね。
深く吸って助走をつける前に、まず吐き出さないと吸えません。単純です。
医師としてこれまで経験してきたことを素直に伝えて、多くの女性が自分らしく生きれるように元気づけられる発信がしたいな、と「人生を開花させる魔法の文章術」講座に学びにきて、その中でのワークで、今この文章を書いています。
文章は9割が潜在意識。思考ではなく体感覚。論理ではなく直感。理屈ではなく感情。
長年、医師らしく理論理屈で生きてきて、そこそこやり遂げてきましたが「もっと素直な自分になりたい」という潜在意識が、麻美子さんとの出会いに繋がった。そして自然と素敵な人々との出会いを紡ぎながら、今この場にいる。
昔から知っているような感覚の仲間と一緒にいる、不思議な感じですが、自分で求めれば変われるって実感しています。
私自身が変わり始めるきっかけになった丹田呼吸法を、医師としての発信の中でも伝えていきます。
ストレスが多く、便利になった社会の中で、悩める女性たちに向けて、長年の産婦人科医の経験を持って、誰でもが一人でできるセルフケアは丹田呼吸法だと。
科学的には丹田呼吸法で脳波が変わり、リラックスするα波が優位になります。
戦うモードの交感神経から、緩めるモードの副交感神経が優位になります。
ポイントは“朝日を眉間から入れること”、“地球の中心に向かってしっかり軸を下ろして繋がること”
喘息のような症状はなくなり、最近はお薬もほとんど飲まなくなりました。
“余計なものを、ちゃんと吐き切る”を、常に意識しています。










