婦人科診療

女性医療専門医としてのこれまでの経験と、正しい知識で小・中学生の月経に関する相談から、子宮けいガンの第一次予防であるワクチン接種にも力を入れています。
子宮・卵巣検診

若い世代に多いと言われる「子宮頸がん」は、ヒトパピローマウイルスの感染が原因であるため、細胞診断に加えて、必要に応じてウイルス検査を含めた検診も行います。また40歳以上の女性では、ホルモン異常が誘因の一つとされる「子宮体がん」が増加しています。
「子宮筋腫」は最も多い良性の疾患ですが、日常生活で特に困る症状がない場合は経過観察で十分です。
「子宮内膜症」は月経痛の多くの原因であり、妊娠中のトラブルが増えたり、閉経期以降の生活習慣病との関連もあり積極的にホルモン治療を勧めています。黄体ホルモン療法、低用量ピルを症状や年齢に応じて選択しています。チョコレート嚢腫に関しても手術の前にホルモン治療が適応の場合もあります。まずはご相談ください。
子宮頸がん精密検査(コルポスコピー下、組織生検)


当院では一年間に約三万件の神戸市子宮頸がん検診を行っています。要精密検査になった方の精密検査対応もしっかりと行っています。
他の病院や人間ドックなどで要精密検査をなった方も、他施設の結果を持参いただきスムーズに精査できるよう対応しています。
月経に関する治療

月経の不順、月経の痛みや、月経前のイライラ等の様々な症状でお困りの方には、必要な検査を行い漢方薬やホルモン治療、低容量ピルを処方しています。
貧血の原因となると過多月経の治療にはミレーナも使っています。
帯下や性感染症検査

性感染症は無症状の事も多く、不妊の原因にもなってしまうので性交のある方には検査を勧めています。
更年期治療

更年期の症状は、個々に困り具合は異なります。漢方薬やホルモン補充療法、医療プラセンタ注射、エクエルサプリを併用して患者さん自身の望むベストな更年期医療を実践しています。
尿のトラブルや骨盤臓器下垂の治療


産後や、閉経後の多くの女性が尿もれや、頻尿などに悩んでいます。
出産経験がある閉経後の方では、骨盤臓器下垂による不快な症状も少なくありません。
骨盤底筋のトレーニングや、ペッサリー、お薬の治療までQOLを低下させない生活環境を整えます。